広告は、常にハッピーエンドがある物語です。
商品という正義の味方が登場して救われる。
ハッピーエンドのマーケティング科学。
商品が日々生まれるなら、ハッピーエンドも日々生まれます。
でも、結末がわかった小説なので、飽きられやすい。
クリエイターは、ハッピーエンドに至る語り口をいろいろ工夫します。
この広告のハッピーエンドは、飽きない。なつかしんだり、記憶をリフレッシュしてください。
商品は、英国の小さなシガー。ふつうのタバコと違って、クセあり。
ターゲットは、諧謔精神を愉しむシニカルな大人です:
日本のビールや飲料水のCMのように、タレントと飲む環境で(差異化)→うまいで(結)、という起承転結の「起→結」しかない物語は、さびしい。
広告は、大人の童話であってほしい。
⭐️弟ブログもご高覧いただければ幸甚です:https://note.com/qphead7